聖地巡礼#3

 と言うワケで今回で11月に行った聖地巡礼は最後。今回は岐阜県にある世界遺産、合掌造りの白川郷です。白川郷と言えばひぐらしのなく頃にですが、当方未プレイの上にアニメも見てないんですよね…。同行者はBGMだけでうるっと来て、更に景色を見てうるっときてました。やっぱりやってから行くべきだったかしら…。
 でも、それ抜きに綺麗な場所でした。ココは泊まりがけで行きたかったですねぇ~。

タイトル画面?


白川八幡宮


さるぼぼ


聖地の風景


日が暮れるまで居ましたよw

 当日、昼抜きで撮影敢行してたら、雨は降ってくるし日は暮れてくるしで大変でした。でも、一同文句なく当然のように雨の中飯も食わずにチェックポイントを目指して行きましたから、やっぱり目的があると違いますよねww
 結局、飛騨牛まん、飛騨牛コロッケ、飛騨牛串焼きの屋台フルコースを食べたんですけどねw

屋台に駆け込め!

聖地巡礼#2

 と言うコトで11月始めに行った聖地巡礼第二段。鮮度は落ち始めてるけど、気にせず公開するのであった。
 今回の舞台はココ→


より大きな地図で True Tears を表示

 マイナーなアニメですが、true tearsですね。ヒロインがみんなぶっ壊れてて愛おしかったですww

あぶらむし~!


アイちゃんスタートラインにすら立ってないよね…


置いてかないで置いてかないで置いてかないで置いてかないで


バイクで乗り付けるところです


弁当はココで食べるべきでした

 特徴的な場所があるわけではないので、ちょっと難しいですね。でも、現地に行ってあのアニメは富山の空気感キチンと描けてたんだな…と、納得出来ましたよ。

蔵屋敷!


道端の風景

 まあ、聖地巡礼とか抜きに綺麗なところでしたね。絵になる街です。

城端むぎやまつり


城端観光ポスター

 ガッツリ村興しする気満々だったみたいですね…。御免ねそんなにメジャーじゃなくて御免ねww

武侠ドラマフィルムフェスティバル2011予告

 と言うワケで、九州武侠ネゴシエイター洪八公兄者が、来年早々に何かイベントやるようなので、ココでも告知。
 ざっと概要をお知らせすると、九州は福岡県福岡市総合図書館映像ホール・シネラで武侠ドラマの上映会というかドラマ・フェスティバルを開催するようです。
 洪八公さん自体、武侠ドラマにはまっただけの市井の一般人なので、特に武侠ドラマを売り込む側の人ではありません。なのに、お金も出ないのにせっせとレンタルビデオ屋に足繁く通い、お店と交渉して武侠ドラマコーナーを設立して貰って、メーカーから取り寄せたチラシなどを配置すると言う地道な布教活動をされて来られました。
 以前、オフ会でお会いした時に、九州でホールを借りて大きな上映会を開催したいとは仰っておられましたが、ソレが結実するわけですね…個人的には何にもしてませんが、感無量というか協力したい気持ちでいっぱいです。
 と言うワケで、以下のリンクで詳しい情報が見られます。興味のあり方は是非是非!

日吉大社

 さて、前回、東塔地区からヘロヘロになりながら帰ったところまで書きました。今回はケーブルカーで東坂本に降りてからです。今回もこの本を参考にしました。

 と、本題に行く前に東坂本に降り立った際に、元三大師のお廟?の近くを通りかかりました。延暦寺横川地区には本格的なお堂があるみたいですが、誰をお祀りしているのかというと天台宗中興の祖を祀っているわけです。
 皆さんご存じのように、比叡山延暦寺の開山は伝教大師・最澄です。入唐僧・最澄の尽力によって、比叡山延暦寺が創建され、最澄の死語間もなく延暦寺戒壇が設けられるに至ったわけですが、それだけでは中世延暦寺が勢力を持たなかったと言われています。

比叡山中興の祖!

比叡山中興の祖!

 こと寺院経営については、むしろ最澄よりも元三大師・良源の功績が特に強いと言われています。今でこそ元三大師って誰よ?って感じデスが、中世における魔除け厄除けと言えば角大師・良源なワケで庶民に圧倒的な人気を持っていました。立派なお坊様であったはずなのに、やせこけた鬼のように図象化された元三大師のお札を見ていると…なんだか心沸きますね。
 中世大師ダイシ)信仰と呼ばれるムーブメントがあったわけですが、この信仰は聖徳太子伝教大師ではなく元三大師を祀ったモノであったと言われています。もっとも三人に対する信仰が混交された状態での大師信仰だったようですが…。あと、元三大師はおみくじを考案した…と言うコトになっていますね。
 この人物については、付け焼き刃の知識で自分もよく分かってないのでこちらを参照して下さい→良源 – Wikipedia

 と、漸く本題です。今回は日吉大社です。

特徴的な鳥居が見えます

特徴的な鳥居が見えます

 日吉大社…読み方は現在ではひよしたいしゃと読みますが、中世ではひえたいしゃと読んだみたいですね。もともと比叡山も『古事記』では日枝山ひえのやま)と呼ばれているので、この地域一帯をひえと呼んだんでしょうね。
 で、比叡山延暦寺が山の上にある寺院で、その麓にある神社が日吉大社ですから、無関係なわけが無く、むしろ中世に於いては一体というか比叡山の出先機関のような様相を呈したようです。

特徴的な鳥居

特徴的な鳥居

 比叡山朝廷に要求を通すことを強訴と言いますが(内容は大体、他の神社仏閣との利権争いであることが多い)、その際に必ず先頭を切るのが日吉大社御神輿です。中世に於いては天皇始め公家武士も神仏を恐れました。崇めるべき神と言うよりは畏怖すべき神なのです。
 お祭りでもないのに日吉大社から御神輿が移動して入京する…というのは不動であるべき神座が移動する状態ですから、一言で言うと怪異です。異常事態です。朝廷御神輿京都に入ること、内裏に近づくコトを殊の外恐れ嫌ったために、比叡山の強訴を渋々聞くこと一度ではありませんでした。ちなみに下の写真は東本宮にあった御神輿です。

恐れ多い御神輿

恐れ多い御神輿

 実は、中世に於いて神仏を恐れないのは、その信仰の中心にいたはずの神社仏閣に属する堂衆神人と呼ばれる平民出身の人々です。かれらは時には朝廷から財貨を得るために、自ら御神輿を血で穢して棄却したそうです(絢爛豪華な御神輿の再建のために朝廷が結局は財政的な負担をせざるを得ない)。現世利益のために敢えて御神輿を穢すのですから、どこからどう見ても神をも恐れぬ行為ですね。俗人が同じコトをすると、もの凄い批判を受けるわけですが、神社仏閣に属する人が自ら行う分にはお咎めはありません。コレが中世という時代ですね。
 中世の世界で一番迷信から遠かったのは、実はこれらの人だったという皮肉ですね。ちなみに御神輿日吉大社がその発祥の地…と言います。東坂本にある日吉大社から比叡山を経由して西阪本に通じる雲母坂を下るのが、当時の御神輿強訴コースのメインストリートだったと言いますから、あの足場の悪い雲母坂をこの大きくて豪華な御神輿を背負って降りたのか!と思うと感慨深いですね。目を見張ります。

煙る神域

煙る神域

 と、ちょっと順序が逆になりましたが、自分が行った当日、西本宮のあたりは何かを燃やしているのか神社が煙っていてなかなか荘厳な雰囲気でした。

たまたまサルが!イヤ嘘ですが…

たまたまサルが!イヤ嘘ですが…

 さて、日吉大社中世に於いて絶大な信仰心を持っていたというお話をもう一つ。藤田達生『秀吉神話をくつがえす』講談社現代新書 によると、講談などで織田信長サルという愛称で呼ばれたと…されている豊臣秀吉ですが、実は信用のおける資料ではハゲネズミとは呼ばれているモノのサルとは呼ばれていなかった…と言います。むしろ、豊臣秀吉が天下を取ってから、信長公旗下にあった時には、サルと呼ばれて罵倒されたと吹聴した…まあ、事実を捏造した…っていうことでしょうかね。

屋根上にサル

屋根上にサル

 何故ハゲネズミではなくサルなのか?と言うと、日吉大社神使サルだから…と言う説明がされています。稲荷神社神使みたいなものだと思って下さい。
 秀吉は自分で天皇御落胤説を流したように、自らの政権の正当性を補強するために、日吉大社の神威を借りたと言うコトみたいです。と言うコトで、この豪勢な門のサルこそが秀吉が権威を借りたがったサルなワケですよ。

煙立つ神域

煙立つ神域

 まあ、神域にいると成る程納得の神々しさではありました。眼福。

光線神々しいw

光線神々しいw

 天皇も恐れた神威ですから、当然天皇側もその神威を支配下に置きたがり、後白河天皇新日吉神宮(いまひえじんぐう)を創建して御用神社とします…。
 後白河天皇天下三不如意に対する対策なんでしょうが、その後も相変わらず比叡山強訴は起きていて、日吉大社御神輿内裏を脅かすのでその効果のほどは疑問ですね…。

境内の苔

境内の苔

 比叡山に比べると全然人は少なかったんですが、ナカナカ良い感じの境内でした。東本宮では結婚式が行われてましたから、結構人はいましたが…。

神獣安置

神獣安置

 あと、何故か神獣社殿の縁側?に鎮座されていて、ソレが妙に目に着きました。ココの境内社殿はみんなこんな感じだったんですが、何でですかね?

境内の良い感じの道

境内の良い感じの道

 境内も整理されてて気分が良かったです。

怪談に出てきそうな階段

怪談に出てきそうな階段

 日吉大社境内のすぐ横に比叡山に抜ける無動寺谷の道は、正直逢魔が時には通りたくない感じの道でした。雰囲気満点ですね。
 いや、実に充実しましてデス!また勉強して上りたい!w

聖地巡礼#1

 と言うコトでちょっと間が空きましたが、先月末に行った旅行の写真を上げておきます。どこかって言うとココですね。


より大きな地図で けいおん! を表示

 わかりにくいので写真載せます。

OPが聞こえてくるようなw

OPが聞こえてくるようなw

 滋賀県犬上郡にある豊郷小学校旧校舎群ですね。分かる人は一目で分かると思います。けいおん!のロケハンが行われた場所です。

校長先生居た!

校長先生居た!

廊下パースペクティブ!

廊下パースペクティブ!

このラインも本当にあるんだ!

このラインも本当にあるんだ!

亀が!

亀が!

兎も!

兎も!

部室へ!

部室へ!

ティータイム

ティータイム

どこでも撮りたくなりますw

どこでも撮りたくなりますw

走りたくなること請け合いww

走りたくなること請け合いww

ライブ会場っぽい場所がw

ライブ会場っぽい場所がw

 普通に撮るだけでアニメの風景が浮かぶような場所でした。当日は同人誌即売会も開催されたようですが(時間が押せ押せだったので開催前に離脱)、台風のせいか人もまばらで写真撮るにはいいロケーションでした。コスプレする人はココで写真撮ると相当良いのが撮れそうですが、当日はそう言う人も特にいるわけではなかったですね…。一般に開放されていて、料金掛かるわけでもなく、駐車場も完備ですから、また行きたいデスね…。そんなに見る場所無いからって時間取ってなかったんですが、一時間くらい余裕でオーバーして写真撮りまくってました。

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