昨日の蘭陵王の記事で忘れていた個所があったのでついでにアップ。
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Archive for category 小説
蘭陵王#2源氏
10月 4
蘭陵王
10月 4
と言うワケで田中芳樹ファンの中ではノストラダムスの大予言的な扱いを受け、出る出る詐欺の典型とまで思われていたタイトル、田中芳樹『蘭陵王』文藝春秋 が出てしまいました。らいとすたっふのブログでは一切触れられていなかったので、都市伝説だとばかり思ったんですが、ホームページの方では告知がされていたというのを発売後に知りました。意味ネージャン。
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中原の虹
9月 16
と言うワケで、浅田次郎『中原の虹』講談社 を読了しました。イヤハヤ…ホント没法子な状況に天命を帯びた?張作霖が満洲に降り立ったぜ!と言うお話でした。
『蒼穹の昴』でも、史上最凶の皇后という評判のある慈嬉太后や、漢奸のそしりを受けることが多い李鴻章を…まあ、贔屓の引き倒しではなく見方を変えることによって、慈嬉太后を永遠の可憐な少女として、李鴻章を徹底した政治家として描写していました。今回は、似たような手法で百日変法の結果、非常に険悪だったとされる慈嬉太后と光緒帝を実の親子以上の絆で結ばれた関係としたり、史上最悪の簒奪者とされる袁世凱も状況が悪化すると呼び出されて道化じみた芝居をさせられる苦労人として描写しています。この辺、オイオイ!と言いながら引き込まれてしまうあたり流石です。
という所で、ネタバレ全開で登場人物の描写に関する感想です。
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ダイシャン
9月 8
と言うワケで相変わらず浅田次郎『中原の虹』講談社 を読んでます。ようやっと三巻読み終えました。自分の中では張作霖よりもむしろダイシャンの方が主役です。というか、何このスーパーダイシャン。
□『中原の虹』版ダイシャンがスーパーである理由□
戦傷が元で没したシュルガチを看取る→シュルハチはヌルハチに疎まれて窓際族として悶々として病死というのが有力
父・ヌルハチの命によって最愛の兄・チュエンを毒殺→チュエンが殺されたのは史実だが、その死と共に記録が抹消された為に本当の死因は不明
弟のヘカンを後継者に指名→ホンタイジは皇太子を意味する俗称に過ぎず本名ではないと言うのも通説ながら、本名は不詳とするのが一般論…確かにヘカンという説もあるんだけどね…。ソレよりも、小説中で徐世昌が説く仮説、ホンタイジはヌルハチ在世中から後継者と目されたモノの部族内での支持が得られなかったために長く皇太子=ホンタイジと言われたためその通称となったのでは?というのは面白い。
マンジュ、モンゴル、朝鮮(ソラホ)だけでなく、山海関を超えて明(ニカン)を攻めることを進言→小説中ではシュルガチとチュエンは同じコトをヌルハチに進言して排斥されている
ホンタイジ暗殺を計画→実行犯はドルゴンで共犯者はホーゲ。なので弑逆の罪を負う彼らは帝位に着くことは無く、帝位はフリンが嗣ぐことに決まった。また、暗殺だったので喪に服すこともなかった。
焼け野原になった紫禁城他北京の施設を明代の旧態に戻した→天壇も中華王朝に相応しいモノとして、マンジュの祭祀はマンジュのみで堂子で行うことにしたのもダイシャン。
薙髪令を献策→ドルゴンが施行。
と、清初の基本的な政策は全てダイシャンが画策し、ホンタイジなりドルゴンが実行したとか言う、富野メモのシャアか!と言いたくなるようなスーパー振り。こんなにダイシャンが大活躍でちょっと目頭が熱くなる想いだけど、ちょっと頑張り過ぎじゃない?
と言うワケで、色々突っ込みたくなることはあるモノのとりあえず、あの時代のマンジュでワザワザダイシャンを引っ張り出してきたことに敬意を表するわけです。なんか、禮親王府行きたくなったよ…。
名は体を表す
8月 30
ようやっと浅田次郎『中原の虹』講談社に取りかかってたり…。いや、張作霖の話か~気が重いなぁ…と思っていたら、「アンタ間違ってるよ!これはダイシャンの話だよ!」というすすめがあって、読んでみることに…。ダイシャンがクローズアップされる小説なんて無いだろ…普通。
確かにダイシャンが出てきて興奮。頑張れダイシャン!やったね!で、劇中、漢語でもそう難しい語彙ではない「没法子」という言葉が印象的に使われていたり…。で、日々の報道で「没法子」で思い出すのはやっぱりのりピー容疑者だったりね…。
酒井法子は「没法子」だ~とか言う駄洒落を思いついたら、中国圏では誰もが思いつくレベルの駄洒落だったらしい。
確かにスポーツ新聞レベルの駄洒落だよなぁ…。

