- 2007/08/29 水
- 中国文学 > 楊家将
- 楊家将演義(北宋志伝)
八王。太宗の八男。実は名前が分からない。
- 楊家府演義
八大王。太宗の兄の子=燕王・趙徳崇。
- 京劇
八賢王。太祖の次子=趙徳芳。
エディションによって八王だったり八大王だったり八賢王だったりする訳です。なんだかインパクトあるワリに影が薄いので今まであんまり意識したこと無かったんですが…。ドラマなんかでは八賢王・趙徳芳とされることが多いと言うことは、楊家将サーガが演義小説よりも、京劇というか戯劇媒体の影響力が一番強いと言うことなんでしょうねぇ…。まあ、この辺が楊家将がナカナカ日本では根付かない理由なんですが、それは置いておくとして…。
ややこしいことに史実における趙徳嵩は、太宗の長子である漢王・元佐(徳崇より改称…太宗に庶民に落とされ、真宗の代になって漢王に復帰)のことだったり、趙徳芳は太祖の四男の楚王・徳芳(徽宗の時に秦王に追封…兄の趙徳昭を追うように二十三で病没)だったりする訳です。ややこしいことに、他にも八大王と呼ばれている人物がいて、太宗の八男=周王・元儼のことだったり(史実云々よりむしろ包公ネタ・〈狸貓換太子〉の八千歳でおなじみの人)と、色々ややこしいです。ちなみに史実では誰も楊業なり楊延昭なりと仲が良かった訳でもなさそうです。ネットでザラッと記事読んだところでは、キャラクター的には周王・元儼が近いような気もするんですが、多分…名前だけ拝借しただけで基本的に架空のキャラクターだと考えた方がいいんでしょうねぇ…。
ちなみに秦王・趙徳芳は南宋の孝宗、光宗、寧宗のご先祖さんですね。
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ツッコミ:2
- さとうしん 2007/08/29 21:53
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八王って太宗の八男?それとも太祖の遺児?と前々から疑問に思ってましたが、やっぱりバージョンによって設定が変わってるんですね。
『万花楼』では八王の奥さんが狄青の叔母ということになっているようで、八王伝説がますます広がっております……
http://baike.baidu.com/view/420330.htm - 宣和堂 2007/09/02 21:23
- 人に質問されて気になったら、結構いい加減な設定で驚いたというか呆れました…。八王ってやっぱり結構便利キャラのワリに扱い軽いッスよねぇ…。




