- 2008/03/11 火
- 中国史 > 書籍
昨日の夜は久しぶりにCowboy Bebopを鑑賞。フェイフェイの登場回である#3 Honky Tonk Womenはやっぱりカッチョイー。フェイフェイ別に好きじゃないんだけど、ビシャスの回よりもフェイフェイの#15 My Funny Valentine(ウィットニー・ハガス・マツモトという名のダグ・ロス登場) とか#18 Speak Like a Child(フレー!フレー!わ・た・し!と、ビバヒル) とか、#24 Hard Luck Woman(ゆで卵…) の方が好きなんだなぁ…。フェイフェイそんなに好きじゃないんだけど。
と言うか、そんなことより伊藤敏樹『モンゴルVS.西欧VS.イスラム 13世紀の世界大戦』講談社メチエ298 読了。杉山正明『興亡の世界史09 モンゴル帝国と長いその後』講談社 を読んだ際に気になった、西洋とモンゴルの関係を詳しく知りたかったので読んでみました。うーん…まあ、脱亜入欧?『モンゴル帝国と長いその後』がモンゴル目線で書かれているのに対して、こちらはローマカソリック教圏目線で書かれているのが違いますね…。まあ、著者自体がフランス中世史の研究者なんで仕方ないとはいえ、おそらくは無意識だとは思いますが…モンゴル、イスラームについては厳しく、カソリック教圏には甘い記述になってますねぇ…。
と言うか、そんなことより伊藤敏樹『モンゴルVS.西欧VS.イスラム 13世紀の世界大戦』講談社メチエ298 読了。杉山正明『興亡の世界史09 モンゴル帝国と長いその後』講談社 を読んだ際に気になった、西洋とモンゴルの関係を詳しく知りたかったので読んでみました。うーん…まあ、脱亜入欧?『モンゴル帝国と長いその後』がモンゴル目線で書かれているのに対して、こちらはローマカソリック教圏目線で書かれているのが違いますね…。まあ、著者自体がフランス中世史の研究者なんで仕方ないとはいえ、おそらくは無意識だとは思いますが…モンゴル、イスラームについては厳しく、カソリック教圏には甘い記述になってますねぇ…。
と言うワケで、十字軍以来対峙するカソリック教圏とイスラーム、ルーシやイスラームの中心地たるバグダッドに押し寄せるモンゴルという図から、次第に親キリスト教のフレグ・ウルスとカソリック教圏VS.親イスラームのジョチ・ウルスとマムルーク朝という図式に移っていき、そこに復興されたビザンツ帝国や、グルジア王国、小アルメニア王国、ハンガリー王国が関わってくるわけです。更に教皇に破門された親イスラームの神聖ローマ皇帝・フリードリヒ二世、その息子であるシチリア王・マンフリート、フランス王国の聖王・ルイ九世、その弟であるナポリ王・シャルル、マムルーク朝の風雲児バイバルス、モンゴル陣営のジョチ・ウルスの大黒柱・バトゥ、その後継者・ベルケ、モンケ・テムル、フレグ・ウルスのフレグ、その息子アルグン、バトゥ西征以前からの小アジアからシリア方面の司令官・バイジュ、フレグ旗下のネストリウス派信徒の将軍・キブカ、中国人武将・郭侃などなど、人物名列挙するだけで何だか疲れるくらい色々な人が出てきますね。
この本的には、この時代のキーパーソンはフランス王弟・シャルルと言うことになるようですが、明らかにマムルーク朝のバイバルスがこの時代のこの地域の中心にいる感じがしますねぇ…。モンゴルはモンケ死後はフレグ・ウルスとジョチ・ウルスの反目やら何やらでシリアやエジプトにチョッカイ出せるような状態じゃなかったわけですし、絶対的な劣勢を跳ね返して現実的な硬軟織り交ぜた外交を繰り広げたバイバルスがいなければ、シリア、エジプトくらいまではモンゴルの勢力下に入っていた可能性は高いわけですから。
で、気になった点メモ
でも、まあ、元々聖王・ルイの事蹟を調べていたらモンゴルが意外に出てきたので、驚いて本にしました~と言うことなので、西洋寄りなのは仕方ないのかなぁ…。それにしても、結構内容的に被っているのにお互いに知らんぷりというのは解せないですねぇ…。
この本的には、この時代のキーパーソンはフランス王弟・シャルルと言うことになるようですが、明らかにマムルーク朝のバイバルスがこの時代のこの地域の中心にいる感じがしますねぇ…。モンゴルはモンケ死後はフレグ・ウルスとジョチ・ウルスの反目やら何やらでシリアやエジプトにチョッカイ出せるような状態じゃなかったわけですし、絶対的な劣勢を跳ね返して現実的な硬軟織り交ぜた外交を繰り広げたバイバルスがいなければ、シリア、エジプトくらいまではモンゴルの勢力下に入っていた可能性は高いわけですから。
で、気になった点メモ
1:モンゴルに敗れたホラズムの残党がイェルサレムにまで流れ着いて、キリスト教徒に乱暴狼藉を働いた。
2:アイン・ジャルートの戦い以後、郭侃の行方が分からない。
3:グルジア女王を廻ってバトゥとバイジュが恋の鞘当てを演じた?
4:ラバン・サウマのフランス、スペイン行についても言及有り…でも、ヤバラーハー三世ことマルクには触れず。
でも、まあ、元々聖王・ルイの事蹟を調べていたらモンゴルが意外に出てきたので、驚いて本にしました~と言うことなので、西洋寄りなのは仕方ないのかなぁ…。それにしても、結構内容的に被っているのにお互いに知らんぷりというのは解せないですねぇ…。
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ツッコミ:2
- 飯香幻 2008/03/11 23:42
- すまぬ。フェイフェイというと肥肥すなわち沈殿霞を思い出してしまふ。別に好きじゃなかったんだけど今となっては妙に惜しまれる。合掌。
- 宣和堂 2008/03/11 23:50
-
その発想はなかったッス…。
もっとも、Bebopのフェイの名前の由来は王菲だったりするんですけどねぇ…。
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- モンゴルVS.西欧VS.イスラム 13世紀の世界大戦 from 宣和堂遺事
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