- 2008/05/30 金
- 武侠小説 > 金庸
昨日アップしようとしたら、操作を間違えて消えてしまった記事をもう一度…。
と言うワケで、『鴨川ホルモー』を読了した直後に金庸/岡崎由美『倚天屠龍記 5 選ばれし者』徳間文庫 読了してました。今更ですが、感想まとめ。
と言うワケで、『鴨川ホルモー』を読了した直後に金庸/岡崎由美『倚天屠龍記 5 選ばれし者』徳間文庫 読了してました。今更ですが、感想まとめ。
来月の新刊に『倚天屠龍記』の続巻がないけど、どうしたんだろう…等と思ったくらいなので、まさかこの巻で終わるとは思いもよらず、ビックリしました。あと三巻くらいは続くモノだと思って読んでいたので、肩すかし喰らったわけですよ。射鵰三部作のトリなんですから、まさかあんなジャンプの打ちきり漫画みたいな終わり方するとは思いもよらず、度肝抜かれました。喩えるなら、《射鵰英雄伝》で江南七怪が何者かに殺されたと思ったら西毒の仕業でした→終了、とか、《笑傲江湖》で東方不敗をブッ倒しました→終了みたいな感じですかね…。マダなんか有るだろ!とちょっとモヤモヤが溜まりました。
まあ、この辺は元末明初の話なんだから、ああいう話やこういう話が《射鵰英雄伝》並みに出てくるに違いない…という、自分の思い込みが激しすぎて不満を覚えるハメになったんだと思いますが…。
主人公・張無忌は徹頭徹尾巻き込まれ型で、不幸な生い立ちながら、偶然、無敵の武功を身につけ、運良く、最高の医術を学び、成り行き上、魔教の教主に祭り上げられ、ひょんな事から、四人の美少女と知り合い懇ろになり、ついには老獪な朱重八に足下を掬われて隠遁する…。
あらすじってこれぐらいで済みますよね。
まあ、何というか史実サイドから言うと、ココ・テムルの男前部分が皆無とか、チャガン・テムルが殆ど出オチ扱いとか、韓林兒が熱血バカになってるとか、陳友諒が丐幇で暗躍中とか、朱重八、徐達、常遇春は殆ど出番無しとか、何故か彭瑩玉が主要人物になってるとか、もうちょっと頑張れたんじゃないの?という欲求不満が募ります。メインヒロインがミンミン・テムルであることを考えれば、クライマックスはモンゴルの北帰に合わせた方が盛り上がるのに、その前で終了しているというのは…力尽きたんですかねぇ…。《神鵰侠侶》ですら一応、襄陽攻防戦をクライマックスに持ってきてましたからねぇ…。もっとも、呂文徳時代で終わらせなくても、呂文煥時代で良いんじゃないか?という気もしましたが、モンケの串刺し画像を見たらどうでも良くなってしまったのですが…。
まあ、ラストがアレでなければ、もうちょっと納得できたのかも知れませんが、あんな事があったあとに両手に花エンドは如何なモンでしょうかねぇ…。ある意味この小説があったからこそ、後に《笑傲江湖》や《鹿鼎記》が書かれたんじゃないだろうか?と勝手に想像してしまいました。《倚天屠龍記》で追求しきれなかった、正派と邪派の対立と善悪、ウハウハ美少女ハーレムで一人に決められない等の主題が追求されているように感じました…。って《鹿鼎記》も読んでないんですが…。
うーん…今後、ドラマが出たとしても、見るの躊躇するなぁ…。劉亦菲が黄衫着て出てくるとか言うなら見るんですけどねぇ。
まあ、この辺は元末明初の話なんだから、ああいう話やこういう話が《射鵰英雄伝》並みに出てくるに違いない…という、自分の思い込みが激しすぎて不満を覚えるハメになったんだと思いますが…。
主人公・張無忌は徹頭徹尾巻き込まれ型で、不幸な生い立ちながら、偶然、無敵の武功を身につけ、運良く、最高の医術を学び、成り行き上、魔教の教主に祭り上げられ、ひょんな事から、四人の美少女と知り合い懇ろになり、ついには老獪な朱重八に足下を掬われて隠遁する…。
あらすじってこれぐらいで済みますよね。
まあ、何というか史実サイドから言うと、ココ・テムルの男前部分が皆無とか、チャガン・テムルが殆ど出オチ扱いとか、韓林兒が熱血バカになってるとか、陳友諒が丐幇で暗躍中とか、朱重八、徐達、常遇春は殆ど出番無しとか、何故か彭瑩玉が主要人物になってるとか、もうちょっと頑張れたんじゃないの?という欲求不満が募ります。メインヒロインがミンミン・テムルであることを考えれば、クライマックスはモンゴルの北帰に合わせた方が盛り上がるのに、その前で終了しているというのは…力尽きたんですかねぇ…。《神鵰侠侶》ですら一応、襄陽攻防戦をクライマックスに持ってきてましたからねぇ…。もっとも、呂文徳時代で終わらせなくても、呂文煥時代で良いんじゃないか?という気もしましたが、モンケの串刺し画像を見たらどうでも良くなってしまったのですが…。
まあ、ラストがアレでなければ、もうちょっと納得できたのかも知れませんが、あんな事があったあとに両手に花エンドは如何なモンでしょうかねぇ…。ある意味この小説があったからこそ、後に《笑傲江湖》や《鹿鼎記》が書かれたんじゃないだろうか?と勝手に想像してしまいました。《倚天屠龍記》で追求しきれなかった、正派と邪派の対立と善悪、ウハウハ美少女ハーレムで一人に決められない等の主題が追求されているように感じました…。って《鹿鼎記》も読んでないんですが…。
うーん…今後、ドラマが出たとしても、見るの躊躇するなぁ…。劉亦菲が黄衫着て出てくるとか言うなら見るんですけどねぇ。
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ツッコミ:3
- さとうしん 2008/05/31 00:11
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『倚天屠龍記』で張翠山と殷素素の恋愛を充分に描ききることが出来なかったので、『笑傲江湖』で正派と邪派に属する男女の恋愛を大きく取り上げることにしたというような話をどこかで見ましたね。
金庸は前の作品で失敗した設定や主題を別の作品でやり直すというのを割とやっているようです。『笑傲江湖』の令狐冲が妹弟子を他人に取られたり、獄中で奥義を身に付けたりするのも、『連城訣』の狄雲の設定の焼き直しという感じがしますし。 - ぐんまま 2008/05/31 02:41
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あはは、私もアップせなあかんなぁ‥‥と思いつつ、別のに逃避してます。
ジャンプの打ち切りとは、言い得て妙ですね。
前半結構盛り上がったので、ラストの急ぎっぷりが、残念。
周芝若には、もっと開き直ったままでいて欲しかった‥‥。
あんなにあっさり改心しないで〜〜!
もっと、セコく、ねちこく、嫌らしくして欲しかった。
やっぱり、岳先生にはかないません。 - 宣和堂 2008/05/31 23:22
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■さとうしん様
>張翠山と殷素素
両方とも何というか、印象に残らないんですよねぇ…。
>狄雲
色男で洒脱にすると令狐冲。でも、狄雲は狄雲で個性が強い…というか、アレはもしかして呉越の演技によって引き出された魅力だったんですかねぇ…。
■ぐんまま様
ラストが武士沢レシーブ並みの急ぎッぷりで何とも…。
周芷若はどうも煮え切らない人ですね…。岳先生ぐらいどうしょうもない人じゃないと…。








