- 2008/06/01 日
- 中国史 > 書籍
春名徹『北京─都市の記憶』岩波新書 をしばらく前に読了したきりスッカリ忘れていたので、忘れないウチにメモ。
北京オリンピックも開催されることだし、今年は北京関係の本がウハウハ出るに違いない…と、構えて待ってたんですが、期待した程出版されてないですねぇ…。それでもいくらかは、出版されているんですが、この本とか、以前紹介した『旅名人ブックス 100 北京歴史散歩 中国史の表舞台を見てまわる』日経BP は人にお勧めできる本ですね。
北京の歴史を戦国時代まで遡り、北京遼金城垣博物館、土城遺址公園などを絡めて紹介してます。
更に王府井、前門などの繁華街の今と昔を紹介しつつ、全聚徳や便宜房、都一処など有名な老舗のエピソードも紹介してます。更に瑠璃廠、東単、西単も紹介。一通り不足無く紹介しているあたり好感が持てますね。
後は天安門広場から社稷壇、太廟、皇史宬を紹介していよいよ故宮です。
故宮内では、まず、軍機処直房の対面にあったスターバックスコーヒーを紹介することを忘れてません。各宮殿について簡潔ながら要を得た紹介が続きますね。公開されている区域は殆ど紹介されていますし、未公開部分についても紹介されてます。所々子細な地図が挿入されているので、実際に故宮に持っていっても役に立ちそうです。ただ、武英殿の公開に触れていながら、何故か延禧宮の公開には触れていないあたり、何だかアンバランスですが自分が知らなかった情報も多く採録されていています。新しい情報を貪欲に記述しよう!という姿勢が好感が持てます。
更に什刹海、醇親王府、雍和宮、国子監、恭王府、天橋と一通り的確で簡潔な紹介をした後で、詳しく天壇について紹介をしています。天壇敷地内の地図なんてそうそう見かけませんからねぇ…。自分も天壇は二回くらいしか行ったことないので、へーとかホーとか言うばっかりでしたね…。
そして、北海公園についてやや詳しく紹介した後に、中南海についても地図を添えて紹介してます。まあ、この辺は現在出入りできないのでGoogleマップで眺めることしかできないですしねぇ…。で、頤和園、円明園についても一通り地図をつけて紹介しています。手堅い。
おまけに、自分はこの辺は行ったことないのですが、郊外の玉泉山や廬江橋を紹介し、万里の長城、明十三陵についても公開されている範囲でやはり地図を添えて詳しく紹介されています。
更にこれらの地域別紹介から漏れてしまった博物館の紹介、更に北京にゆかりのある人物達が住んだ場所なども紹介しています。
多分、これから北京に行く人に勧めるとしたら本書でしょうね…。大体、北京の観光地とその由来について網羅して、かつ地図を添えて紹介していて手ごろな価格でかさばらない本というと…この本以外に適切な本が思い浮かびません。まあ、この本で初めて得た知識…というのはそれだけに少なかったんですが、それでも天壇や北京近郊の万里の長城や、明十三陵については他で見ない記事が多くて、実にワクワクしました。
……やっぱり九月が十月くらいに行きたいナァ…。
北京オリンピックも開催されることだし、今年は北京関係の本がウハウハ出るに違いない…と、構えて待ってたんですが、期待した程出版されてないですねぇ…。それでもいくらかは、出版されているんですが、この本とか、以前紹介した『旅名人ブックス 100 北京歴史散歩 中国史の表舞台を見てまわる』日経BP は人にお勧めできる本ですね。
北京の歴史を戦国時代まで遡り、北京遼金城垣博物館、土城遺址公園などを絡めて紹介してます。
更に王府井、前門などの繁華街の今と昔を紹介しつつ、全聚徳や便宜房、都一処など有名な老舗のエピソードも紹介してます。更に瑠璃廠、東単、西単も紹介。一通り不足無く紹介しているあたり好感が持てますね。
後は天安門広場から社稷壇、太廟、皇史宬を紹介していよいよ故宮です。
故宮内では、まず、軍機処直房の対面にあったスターバックスコーヒーを紹介することを忘れてません。各宮殿について簡潔ながら要を得た紹介が続きますね。公開されている区域は殆ど紹介されていますし、未公開部分についても紹介されてます。所々子細な地図が挿入されているので、実際に故宮に持っていっても役に立ちそうです。ただ、武英殿の公開に触れていながら、何故か延禧宮の公開には触れていないあたり、何だかアンバランスですが自分が知らなかった情報も多く採録されていています。新しい情報を貪欲に記述しよう!という姿勢が好感が持てます。
更に什刹海、醇親王府、雍和宮、国子監、恭王府、天橋と一通り的確で簡潔な紹介をした後で、詳しく天壇について紹介をしています。天壇敷地内の地図なんてそうそう見かけませんからねぇ…。自分も天壇は二回くらいしか行ったことないので、へーとかホーとか言うばっかりでしたね…。
そして、北海公園についてやや詳しく紹介した後に、中南海についても地図を添えて紹介してます。まあ、この辺は現在出入りできないのでGoogleマップで眺めることしかできないですしねぇ…。で、頤和園、円明園についても一通り地図をつけて紹介しています。手堅い。
おまけに、自分はこの辺は行ったことないのですが、郊外の玉泉山や廬江橋を紹介し、万里の長城、明十三陵についても公開されている範囲でやはり地図を添えて詳しく紹介されています。
更にこれらの地域別紹介から漏れてしまった博物館の紹介、更に北京にゆかりのある人物達が住んだ場所なども紹介しています。
多分、これから北京に行く人に勧めるとしたら本書でしょうね…。大体、北京の観光地とその由来について網羅して、かつ地図を添えて紹介していて手ごろな価格でかさばらない本というと…この本以外に適切な本が思い浮かびません。まあ、この本で初めて得た知識…というのはそれだけに少なかったんですが、それでも天壇や北京近郊の万里の長城や、明十三陵については他で見ない記事が多くて、実にワクワクしました。
……やっぱり九月が十月くらいに行きたいナァ…。
北京―都市の記憶 (岩波新書 新赤版 1126)
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春名 徹
岩波書店
売り上げランキング: 21952
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