李自成─駅卒から紫禁城の主へ その2
と言うワケで、佐藤文俊『李自成─駅卒から紫禁城の主へ(世界史リブレット人041)』山川出版のメモ第二弾です。大まかなところは面白いのですが、細かく調べると多分あの辺りとかこの辺りとか違うんじゃないかなぁ…という予感は有るものの、おもろいです。
宣和堂の節操のない日記
と言うワケで、佐藤文俊『李自成─駅卒から紫禁城の主へ(世界史リブレット人041)』山川出版のメモ第二弾です。大まかなところは面白いのですが、細かく調べると多分あの辺りとかこの辺りとか違うんじゃないかなぁ…という予感は有るものの、おもろいです。
と言うワケで、佐藤文俊『李自成─駅卒から紫禁城の主へ(世界史リブレット人041)』山川出版 をザラッと読んだので、自分的にメモを。
まあ、Twitterで皇太極(こうたいきょく)とか、多鐸(トド)とか、マンジュ関係のあまりにあんまりで統一性がないルビで弄ったものの、明末の流寇対策については分かりやすかったですし、怪しげな伝説が多い李自成本人に対しては堅実な記述が多かったと思います。特に明末の崇禎帝の取った施策というのが分かりやすかったので、自分用にメモ。
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と言うワケで、ゴールデンウィークを利用して、矢沢利彦センセの”De bello Tartarico historia“の訳本、『だったん戦争記』を確認してきました。収蔵図書館がやたら少ないと思ったらこれ、50頁程度の同人誌ですわ…。後書きにも、ワープロ・文豪mini7買ったンで三ヶ月で打ち込んでみたゾ!みたいなコトが書かれてますね。おう、同人誌や…。ただ、中身についてはやっぱり面白いコトが書いてありました。
”De bello Tartarico historia“はイタリア人のイエズス会宣教師である衛匡國ことマルティノ・マルティニ(Martino Martini)の著作です。主にアマワンこと皇父摂政王・ドルゴンの漢土征服時代のコトについてあれこれ書かれています。
色々興味深い事と、それあんまり興味無いわっていう宣教師事情も書かれているのですが、まず、ホーゲの記事を引用してみましょう。
と言うワケで、久しぶりに神田に行ったついでに東方書店冷やかすつもりで、何冊か本買っちゃいました…。その中でも、杉山正明『[歴史屋のたわごと2]露伴の『運命』とその彼方─ユーラシアの視点から』平凡社 がいつも通りの感情論で押し進めるやり方がむしろ清々しかったのでメモ。