大紅綾本、小紅綾本、小黄綾本
実録の資料を読んでいると、割とサラッと大紅綾本、小紅綾本…あと小黄綾本という版本に関する用語が出てきます。常識みたいな感じであんまり説明もないんで、いや、それ何よ…と、思って調べてみました。結構時間かかりましたが…。簡単に言うと、この大紅綾本、小黄綾本…という版本の違いは正本副本の差ですね…。あと、収蔵場所も違いますが。
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宣和堂の節操のない日記
実録の資料を読んでいると、割とサラッと大紅綾本、小紅綾本…あと小黄綾本という版本に関する用語が出てきます。常識みたいな感じであんまり説明もないんで、いや、それ何よ…と、思って調べてみました。結構時間かかりましたが…。簡単に言うと、この大紅綾本、小黄綾本…という版本の違いは正本副本の差ですね…。あと、収蔵場所も違いますが。
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加藤直人『清代文書資料の研究』汲古叢書131 をつらつら読んでいると、起居注冊や実録の編纂過程が分かって面白かったので、ツラツラと年表にまとめてみたら、なんか大変な感じになってしまいましたよ…。
と言うワケで、お休み中は、前に橘玄雅的博客というブログの清宗室爵号清语考(简版)iという記事で見かけた、清朝の王号漢文マンジュ文の対応表を見直してました。下の表は、ほぼほぼリンク先の表の引き写しなんです。元々はこの表自体、《满语研究》1997年第02期という雑誌の程大鲲〈清代宗室亲王之封谥〉という論文を元に書かれてるっぽいですね…(自分は論文読んでないです)。
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※この項を書いた後、コメントでご指摘のあったようにダイチン・グルンのハーン号はホンタイジまでで、順治帝以降のの称号については元号のモンゴル語訳でしかなかったようです。本来なら全面改定すべきですが、コメント自体が興味深かったのでモンゴル語の発音だけご指摘通り直してあとはそのまま残します。
昨日の杉山センセ本のメモでホンタイジの本名に触れましたが、あの本では次にモンゴル・ハーン号に付いて触れられていたので、他の皇帝についても気になって検索してみたところ、中文Wikipediaに蒙古大汗という項目があったので、メモ。正直どこから取ってきたのかよく分からない。ちなみに、カタカナ表記とアルファベット表記は自分が適当につけたモノなので、間違ってる可能性は大いに大デス!
あと、ヌルハチのモンゴルハーン号も補ってみました。
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