と言うワケで、年始一発目、元旦に話題の映画、”Avatar(邦題:アバター)”を大画面で見てきました。3Dが話題の映画なのに飛び出してこない仕様の映画館で見ちゃいました…。なんてこったい…。ネタバレしてるんで、イヤーン!筋は映画館で初めて知りたいの!と言う方は回れ右してください。
で、Titanicを頭のてっぺんからお尻の先まで撮るために、適当なラブストーリーをでっち上げて思う存分Titanicを撮り倒して満足したら、世界中から「あのラブロマンス最高!」とか勘違いされたために心に傷を負って早十数年。ようやっとJames Cameronの新作映画ですよ?でも、全編ほとんどCGという、ちょっと下手をすると劇場にまで来てFF13やってるのと変わらないことになったらどうしようかと思ったんですが、流石は興業で全米一位になるだけの映画ですね。そこそこ面白かったです。映像的には。
あらすじ:平たく言うとSF版のDances with Wolves。
……以上。
まあ、ストーリー的には素直なモンでオーソドックスなインディアンものとかベトナムものと変わりません。下手するとFFだって似たようなモンです。白人男性が異世界に入り込んで、族長の娘と惚れあう…という伝統的なプロットですね。コレで白人女性が異世界の族長と結ばれる話なら、プロット的に拍手喝采でしたけど、その辺あんまり奇をてらわなかったみたいです。
それだけではアレなので、 三十後半のアニオタにわかりやすく書くとこんな感じです→
イデオンのギジェが死んだ星が舞台で、エヴァみたいな手続きして攻殻みたいな義体を操作して、ターンAのロランみたいな使命を帯びて異星人の社会に潜入したものの成人式してみたり。交渉決裂したら異星人の側について、ギガントを落としてガバメントタイプと流派東方でガチンコ勝負!…で結論は崖の上のポニョ。
まあ、どこかで見たようなシーンが多いんです。でも、パッチワークが巧いこと消化されてますね。流石にお金落とす映画なだけあります。感心しました。
で、以上のことは実はどうでも良いんです。この映画、どこでも宣伝してないんですけど、異星人・Na’viの髪型が辮髪です。みんな揃って辮髪です。清々しい。しかも一人でも数パターンの編み込みが存在します。何でそんなに辮髪に愛情注いでいるのか意味が分かりませんが、見てる自分は楽しかったです。
しかも、辮髪の先から触手が出ます。新ジャンル:辮髪触手の誕生です。皆さん信じないでしょうけど、この辮髪触手が物語り上キーになっていて、何度も何度も辮髪触手が出てきます。ラブシーンでも辮髪触手がキーです。むしろ、辮髪にNa’viがついてきてると言っても良いくらい。辮髪=平和というか絆です。人類愛の象徴です。
……と言うコトで、結論としてこの映画は大辮髪SF映画です。いや、嘘じゃないよ。半分くらいは!あと、自分的ヒロインはパイロットのTrudyです。