4月の本
04/12 リチャード・ホームズ『武器の歴史大図鑑』創元社
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宣和堂の節操のない日記
04/12 リチャード・ホームズ『武器の歴史大図鑑』創元社
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と言うワケで、アカデミー賞で10部門でノミネートされていながら、主な賞は他の映画にかっさわれた”HUGO(邦題:ヒューゴの不思議な発明)”を見に行ってきました。正直、メリケンゴシックハイスクールモノの”The Twilight Saga: Breaking Dawn: Part 1(邦題:トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part1)”を見に行こうか悩んだモノの、高校卒業したらそもそもハイスクールモノじゃないし、プロムを大々的に取り上げないハイスクールモノはちょっと…と思ったので、あえなくスルー…。
で、TwitterのTLでも評判の良かった”HUGO“の方を見に行ってきました。結果的にはこっちで良かったと思います。優しくて面白い映画でした。取りあえず、ジョルジュ・メリエスの”A Trip to the Moon(邦題:月世界旅行)“とか、HIT-GIRLとか、學天則とか好きな方は見た方が良いと思います。というか、こう言うボンクラ要素が多いからアカデミー賞の主要賞逃したんだろうなって思いましたwだからこそ愛すべき映画なんでしょうけど。
第一次世界大戦後のパリのお話でしたが、実に良く纏まったジュブナイルですし、服飾も舞台もお金掛かってます。限られた場所しか出て来ないし基本的に薄暗い所しか出て来ないのに、あんまり気の滅入る感じでもなかったですね。この内容に3D映画って言うのはあっていたと思います。
特に後半は目がウルウルする展開でした。オッサンホイホイですよねwwまぁ、深い業とか人間の性とかあんまり出て来ない、要するにジュブナイルなんですが、自分はこの手の話は大好きなのでした。もう一度2Dで見ても良いかなぁ…。
ふと思い出したのでサルベージ。以前記事にしたモノの吹っ飛ばしてしまったのですが、映画《圓明園》の画像です。この映画、2006年に公開されたモノの評価は散々…まぁ、厳密には映画と言うよりはNHKドキュメントの再現ドラマが延々と続くような内容なので、血湧き肉躍るワクワクストーリーみたいなモノが無いので、まあ…当然の結果かなと。
個人的には望遠鏡を嬉々として覗く康煕帝、圓明園に作った仙窟の中で仙丹を練る老眼鏡かけた雍正帝、犬を抱えた宦官の横でコスプレ親子のデッサンを取る郎世寧、十二支噴水の監修をする乾隆帝。その他、圓明園の西洋楼の再現CG満載で個人的には大満足ですw
まぁ、勿論十二支噴水がデッカク出て来るあたりで分かるとおり愛国高揚映画でもあるので、ストレスのあまりアヘンを吸う鬼気迫る咸豊帝とか圓明園を炎上させる英仏連合軍とか出てきますですね。個人的には面白い映画なんですけどねぇ…。老眼鏡かけた雍正帝出てきた時腹抱えて笑いましたしw