ネット上のマンジュな電子史料
と言うワケで、デジタルアーカイブを図書館などで公開してくれるおかげで、かなりイカした感じのモノが読めたり眺めたりが可能になってきてるので、備忘録がわりにまとめてみたり…。
◎国立国会図書館 近代デジタルライブラリー
清国北京皇城写真帖 小川一真⇒八ヶ国連合軍の北京占領時に撮影された紫禁城内の写真集。故宮の古写真はだいたいここからの転載。
満文老档. 太祖の巻 藤岡勝二 訳⇒フリーハンドの《満文老檔》の訳
満文老档. 太宗天聡の巻 藤岡勝二 訳
満文老档. 太宗天徳の巻i 藤岡勝二 訳
◎ディジタル・シルクロード 国立情報学研究所 – ディジタル・シルクロード・プロジェクト 『東洋文庫所蔵』貴重書デジタルアーカイブ
圓明園東長春宮西洋樓圖 郎世寧(Giuseppe Castiglione)⇒圓明園西洋楼の銅版画。東洋文庫所蔵品。全幅は中々見られない。
Baukunst und Landschaft in China Ernst Boerschmann⇒清末各地の道観や寺院などの写真が相当量。
Views of China : vol.1 George Ernest Morrison⇒東洋文庫の元となったモリソン・コレクションのモリソンの写真帖。
Views of China : vol.2 George Ernest Morrison
Album of Photographic Views in China Felice Beato⇒幕末から明治にかけての日本の写真で有名なベアトの写真集。
乾隆京城全図⇒およそ、清代の北京で何か調べようとする人は必ず触れなければならない地図。リンク先は画像だが、Google Maps版もある。個人的にはGoogle Earth版が死ぬ程使いやすい。
◎早稲田大学図書館 古典籍総合データベース
唐土名勝図会原稿岡田玉山(編述・画)岡熊岳・大原東野(画)⇒長崎からの情報を元に江戸時代に書かれたガイドブック…なのだが、異常に細かい。北京内城の八旗の縄張りなども見てきたように詳細に書かれている。ちなみに早稲田には手稿本の他に三冊蔵書があって全てPDF化されているのでグレイト。
唐土名勝図会
唐土名勝図会
唐土名勝図会
鴻雪因縁図記⇒金宗室ワンギャ氏(Wanggiyan Hala 完顔氏)出身の文人・リンキン(linking 麟慶)の図入り北京案内。当時の名所の様子を知るには一級の書物。
日本語や漢語でマンジュ・ダイチン関係のPDF論文が読めるのあるみたいなんで、機会あったらまとめてみようかと…。
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