艾度禮 その2
と言うワケで以前書いた艾度禮という記事にコメントを頂きまして…。
どうやら、この時に取り上げた鎮國公・アイドゥリが磯部淳史「清朝順治初期における政治抗争とドルゴン政権」『立命館東洋史學』第30號で言及されてる様ですね。こないだ大学図書館に行ってEvernoteにクリップしておいたので、確認してみました。
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宣和堂の節操のない日記
と言うワケで以前書いた艾度禮という記事にコメントを頂きまして…。
どうやら、この時に取り上げた鎮國公・アイドゥリが磯部淳史「清朝順治初期における政治抗争とドルゴン政権」『立命館東洋史學』第30號で言及されてる様ですね。こないだ大学図書館に行ってEvernoteにクリップしておいたので、確認してみました。
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さて、清初を扱った論文を読んでいると、《瀋陽状啓》という書名にぶち当たることがあります。これ何かというと、瀋陽=ムクデン・ホトンに人質として抑留させられていた李氏朝鮮の世子…つまり王太子である昭顕世子が朝鮮王・仁祖に提出していた報告書ですね。存在は知っていたモノどういった性質の書物かよく分からず、興味はあったのですがほったらかしにしてたんですが、サクッと検索したところ国立国会図書館のデジタルアーカイブに戦前の本が登録されてるのをうっかり発見しました。
戦前の帝大であった京城帝国大学の法文学部の出版ですね。どうやら朝鮮王朝の奎章閣に保管されていた書簡を校訂して出版したようです。影印が巻頭に載っていますが、これを解読するのはさぞ骨が折れたと思います。しかも、純粋な漢文ではなく朝鮮王朝で使用された漢文なので、朝鮮語発想で書かれた文章は非常に読みにくいです。これは日本で書かれた漢文も日本語発想で書かれているので却って読みにくいのと同じことでしょうね。語尾に謎の文字列が登場しますが、あまり気にしない方向で読み飛ばしました。
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と言うワケで、『リトル・フォレスト 夏・秋』を見に行ってきました。元々、五十嵐大介の原作『リトル・フォレスト』好きですし、橋本愛が主演と聞いていたので、否応なく見に行くつもりだったのですが、2014/08/30公開というのはうっかり漏らして、先週上京してたのに舞台挨拶スルーしちゃいましたよ…。新宿ピカデリーに行ってたのにw(G-レコ見てました)