マングルタイ兄弟謀反未遂事件に登場する「金国汗印」について
今回はマングルタイ兄弟謀反未遂事件に登場する、「金国汗印」もしくは「大金国皇帝之印」、「金国皇帝之印」の話です。
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宣和堂の節操のない日記
今回はマングルタイ兄弟謀反未遂事件に登場する、「金国汗印」もしくは「大金国皇帝之印」、「金国皇帝之印」の話です。
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と言うわけで、前回触れた大将軍号印の話から、今回はドルゴンの入関前後からの勅書に捺印される印璽の話です。
まず、「グルンの印璽制度をめぐって─ダイチン・グルン太祖と太宗時代の実態─」という論文から長めの引用です。
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というわけで、ようやく国会図書館で調べてきた論文のネタを書くのです。マンジュの親王・群王号について論文がある程大鲲センセの〈清代大将军满文名号考〉iという論文に書いてあることを表にまとめてみました。
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と言うワケで、も少し聶隠娘ネタです。先に引用した《太平廣記》本文には、文章の最後にこう書かれてます。
出《傳奇》。
出典:《伝奇》と書いてあるんですね。ちなみに、宋代の人が唐代の小説を『伝奇』と称したのは、この本からだそうで、そうしてみると、聶隠娘というのは現在の伝奇小説の遠い祖先に当たるようです。
で、この《伝奇》って本を調べて見ましょう。まずは、《新唐書》芸文志です。
裴鉶 《傳奇》三卷。高駢從事。i
と言うワケで、どうやら裴鉶と言う人が書いた本らしいのですが……ってこの人、高駢の部下だったと書かれてます。
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と言うワケで、先週、《刺客 聶隱娘(英題:The Assassin 邦題:黒衣の刺客)》を見に行ってきました。
以下ネタバレで感想を入れつつちょっとしたネタを。
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