清代の起居注冊と実録の編纂
加藤直人『清代文書資料の研究』汲古叢書131 をつらつら読んでいると、起居注冊や実録の編纂過程が分かって面白かったので、ツラツラと年表にまとめてみたら、なんか大変な感じになってしまいましたよ…。
宣和堂の節操のない日記
加藤直人『清代文書資料の研究』汲古叢書131 をつらつら読んでいると、起居注冊や実録の編纂過程が分かって面白かったので、ツラツラと年表にまとめてみたら、なんか大変な感じになってしまいましたよ…。
と言うわけで、ご多分に漏れず日曜夜のNHK大河ドラマ『真田丸』を毎週楽しみに見ています。元々、期待値は高かったのですが、考証的にもまぁ、いっか!って感じの解釈ですし、思いの外ドラマとしても個人的には面白いです。
で、先週の放送、第6回「迷走」で、織田信長への人質として、安土に滞在していた木村佳乃演じる松が、安土から小県へ逃走中に失踪するという一段が有りました。松は史実では村松殿=小山田茂誠正室で法名は宝寿院殿残窓庭夢大姉と言いますが、あまり事績がはっきり分かる人物でも有りません。なので、いやこんな話聞いたことないなぁ…オリジナルぶっ込んできたのかなぁ…と思っていると、Twitterで流れてきた文章見ると、どうやら真田家の史料である『加沢記』という書物に元ネタが有るようです。 Read more
ここのところネタにしている、バトゥ麾下のイギリス人将校ネタで取り寄せていた、ガブリエル・ローナイ 著/榊優子 訳『モンゴル軍のイギリス人使節─キリスト教世界を売った男─』角川選書262 が手元に届きました。とりあえず、巻末に上がっているナルボンヌの聖職者イヴォーの書簡を採録したマシュウ・パリスのイギリスの年代記からの引用の中で、件のイギリス人に関連するところを引用してみましょう。
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と言うわけで、昨日の記事を上げたところ、ありがたいことにTwitterでご指摘を頂きまして…。
@sengnadow 失礼します、おそらくこの書籍ではないかと…。モンゴル軍のイギリス人使節―キリスト教世界を売った男 (角川選書) https://t.co/efbYW4YzcK
あと確かドーソンの『モンゴル史』にも記述がありました。平凡社版だと2巻の172pです。— 吉本稔@同人傭兵崩れ (@niseyoshimoto) 2016, 2月 13
確認したら確かに記述がありましたので、メモついでにこれも上げておきます。
と言うわけで、備忘録的に岡田英弘『チンギス・ハーンとその子孫 ─もうひとつのモンゴル通史─』ビジネス社 読んでていた時に気になった記事をメモ。