ドルゴン最後の嫁取り合戦
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宣和堂の節操のない日記
清初のことを調べていると、なんとも《満文老档》がないと、どうしようもない…みたいな感じになってます。まぁ、もっと言えば中国第一歴史档案館蔵の《内国史院満文档案》見ないと詳しいことは分からんよ!なんですけどね…。まぁ、《満文老档》の和訳である東洋文庫の『満文老檔』の古書は検索すれば結構目につくんですが、価格は結構なお値段なんですよね…。で、仕方なくつらつらと国会図書館のサイト見てたら、『満文老檔』が電子化されている模様です!おお、すばらしい…と、中身見ようとしたら、現地に行かないと見せてあげないよ!っていう括りがある模様。グギギと思うものの、それぞれ目次がつけられていたので、今回はそれをペタペタ貼って誤魔化してみます。
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今回はマングルタイ兄弟謀反未遂事件に登場する、「金国汗印」もしくは「大金国皇帝之印」、「金国皇帝之印」の話です。
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と言うわけで、前回触れた大将軍号印の話から、今回はドルゴンの入関前後からの勅書に捺印される印璽の話です。
まず、「グルンの印璽制度をめぐって─ダイチン・グルン太祖と太宗時代の実態─」という論文から長めの引用です。
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というわけで、ようやく国会図書館で調べてきた論文のネタを書くのです。マンジュの親王・群王号について論文がある程大鲲センセの〈清代大将军满文名号考〉iという論文に書いてあることを表にまとめてみました。
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