江と戦国と大河
と言うワケで小島毅『江と戦国と大河 日本を「外」から問い直す』光文社新書 を読みました。……ホント、小島センセ中国史の本より日本史の本の方が多いですねぇ…。
宣和堂の節操のない日記
と言うワケで小島毅『江と戦国と大河 日本を「外」から問い直す』光文社新書 を読みました。……ホント、小島センセ中国史の本より日本史の本の方が多いですねぇ…。
と言うワケで、甄子丹目当てで今ひとつ評判の上がらない武侠片、《錦衣衞(英題:14 Blades 邦題:処刑剣 14 Blades)》をBDで鑑賞。いや、それにしても邦題最悪…ww
まあ、錦衣衞自体が明代のスパイ機関だったわけで、東廠と並んで明朝の暗部をになっていたわけで、処刑もその職務の一部ではあったんですが…処刑ライダーじゃあるまいしもっと何か無かったのかと…。
まあ、英題も主人公・青龍の持ってるギミックフルな暗殺道具からなんでしょうけど、もうちょっとスマートな題名にできなかったモノかと…。でも、思い起こせば錦衣衞無頼とか、ドニー・イェンのタイガー・インとかでも良いような内容なんでどうでも良いですね。要するにチャイニーズ・ウエスタンです。
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と、言うわけで『義和団事件風雲録』を読んでいて見つけた陰門陣ですが、Googleさんで検索すると、割と2chあたりの記事に引っかかりますね…。流石に邦訳あるんだろうなと思ったらやっぱりあるんですな。たまたま実吉達郎『中国妖怪人物辞典』講談社 が手元にあったのでちょっと長めですが抜粋してみます。
と言うワケで、菊池章太『義和団事件風雲録 -ペリオの見た北京』あじあブックス を読了。義和団事件と言うよりは、ペリオの日誌の北京部分にフォーカスを当てた本ですね。ペリオは言わずもがな、敦煌文書で有名なフランスの東洋学者ですね。
と言うワケで、ひょんなコトからハインリッヒ・シュリーマン/石井和子『シュリーマン旅行記 清国・日本』講談社学術文庫 を読んでます。トロイヤ発見の8年前、当時はむしろクリミヤ戦争で財をなした商人として、シュリーマンは太平天国の乱平定直後の清国の北京と上海に訪れていたわけです。どうにも経歴を見ると香具師という印象が強いシュリーマンですが、旅行記は案外観察眼が確かでフィールドワークとしてはしっかりしたモノに思えます。