ソグド陰謀論

 宣和堂は以前、どこかで「アッバース革命と安史の乱は両方ともソグドの陰謀」みたいな説を何かの概説書で読んだ記憶があったモノの、どの本に書かれていたのかをど忘れしてしまい、悶々とした日々を過ごしてました。流石にこんな突飛な説を、自分で思いつくわけもないし、どこに書いてあったのか……本棚に立って本を捲ってはこれも違うアレも違うと、捜索する度に発見に到らずなんだっけどこだっけとウンウン唸っていたわけです。ソグドと言えば、森安孝夫センセの『シルクロードと唐帝国i』だっただろうか?それとも、森部豊センセの『安禄山ii』だったか…。でも、この二冊を手に持って何度頁を捲ってもソグド陰謀論は出てきませんでした。

 うむー…どこで読んだんだろう…考えても思い出せないので暫く放っておくことにしました。と、暫く立ってからやんごとなき事情で本棚を整理しているときに、ふと、久しぶりに我等が杉山正明先生の『疾駆する草原の征服者iii』を手にとってパラパラ見たところ、あれ?これじゃん?と思う間もなく、ビックリする程ボロンと出てきました…ソグド陰謀論。手に取ったときに何となくあれ?と言う予感があったんですが、やっぱり、このセンセが仰ってたんですね…!ww
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  1. 森安孝夫『興亡の世界史05 シルクロードと唐帝国』講談社 [戻る]
  2. 森部豊『世界史リブレット人018 安禄山―「安史の乱」を起こしたソグド軍人』山川出版社 [戻る]
  3. 杉山正明『中国の歴史08 疾駆する草原の征服者 ─遼 西夏 金 元─』講談社 [戻る]

宣教師の見た肅親王ホーゲ

 と言うワケで、ゴールデンウィークを利用して、矢沢利彦センセの”De bello Tartarico historia“の訳本、『だったん戦争記』を確認してきました。収蔵図書館がやたら少ないと思ったらこれ、50頁程度の同人誌ですわ…。後書きにも、ワープロ・文豪mini7買ったンで三ヶ月で打ち込んでみたゾ!みたいなコトが書かれてますね。おう、同人誌や…。ただ、中身についてはやっぱり面白いコトが書いてありました。
 ”De bello Tartarico historia“はイタリア人のイエズス会宣教師である衛匡國ことマルティノ・マルティニ(Martino Martini)の著作です。主にアマワンこと皇父摂政王ドルゴン漢土征服時代のコトについてあれこれ書かれています。
 色々興味深い事と、それあんまり興味無いわっていう宣教師事情も書かれているのですが、まず、ホーゲの記事を引用してみましょう。

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アキナとサスヘ;追記1

 と言うワケで、前回ネタにしたアキナサスヘですが、ネットを検索し続けてたら、わりと色々あったのでお蔵出しをば。

雍正上台后把「八阿哥、九阿哥」改名为「阿其那、塞斯黑」,这两个名字是什么意思?

 これは、どうやら中国版の知恵袋とか小町みたいなページですかね。マンジュ熱が凄く熱い人の回答が常軌を逸していて勉強になります。内容については多分下に挙げてる様な論文がソースと言うコトになるかと思います。独自に辞書や上奏文などから画像も貼り付けていますし、読み応え有りますね。

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Googleさんがキレた

 ニュースを見て試してみた。

Google中国で天安門事件画像がザックザク!

Google中国で天安門事件画像がザックザク!

 ええ~?

Google中国でダライ・ラマ画像がザックザク!

Google中国でダライ・ラマ画像がザックザク!

 ほんとだ!

Google中国で雪山獅子旗画像もザックザク

Google中国で雪山獅子旗画像もザックザク

 これも!

キョック・バイラックも画像でウハウハ

キョック・バイラックも画像でウハウハ

 これまでも!

コレも出てくる法林功

コレも出てくる法林功

 スゲーなぁ…。やり放題だ…。

 今まで中国での検閲の受け入れる等、屈従外交を強いられていたGoogleさんがいよいよキレた…。でも、一企業が中国から撤退と言うだけで凄いニュースだなぁ…。やはり自分の中ではGoogleさんは東インド会社(オランダもイギリスも)とイメージがかぶるんだけどなぁ…。

追記:A new approach to China
訳文のある記事→Google、中国からの大型サイバー攻撃に中国市場撤退も
 一応Google公式Blogも上げときましょう。とりあえず、中国の精鋭スーパーハカー相手でもG-mailのセキュリティーは抜けなかった!という良い宣伝には…なるのかなぁ…。

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