孝荘文皇后と愉快な仲間達-ダイチン諸帝編
と言うワケで引き続きBSジャパンで放送中の《山河戀·美人無淚(邦題:宮廷の泪 山河の恋)に出て来る人物についてツラツラ書いてきます。今回はアマガ・アイシン・グルン(後金国)からダイチン・グルン(大清国)の帝王で孝荘文皇后と関わりのある人をズラッと並べようかと…。
宣和堂の節操のない日記
と言うワケで引き続きBSジャパンで放送中の《山河戀·美人無淚(邦題:宮廷の泪 山河の恋)に出て来る人物についてツラツラ書いてきます。今回はアマガ・アイシン・グルン(後金国)からダイチン・グルン(大清国)の帝王で孝荘文皇后と関わりのある人をズラッと並べようかと…。
と言うワケで、BSジャパンで始まった《山河戀·美人無淚(邦題:宮廷の泪 山河の恋)》をツラツラ見てます。このドラマ、清初の皇后というか皇太后というか太皇太后として有名な孝荘文皇后の一代記ですね。孝荘文皇后はモンゴルのホルチン部ボルジギット氏出身なので、お粗末ですがモンゴルのシーンがあります。意外と新鮮ですね。こんなに頻繁に往来できるほど、盛京(ムクデン・ホトン)とホルチン部の放牧地が近いとは思えませんが、孝荘文皇后のドラマというとホンタイジに嫁いでからドルゴン初めとしたマンジュの人々と絡む印象があったんですが、確かに孝荘文皇后の叔母である孝端文皇后も姉である敏恵恭和元妃も当然モンゴルに居たときからの血縁ですからモンゴルから話を始めて因縁を描くのはありだなぁ…と感心した次第です。まぁ、そこは良いのですが、モンゴルの装束の考証は無茶苦茶ですし、折角八旗が出て来るのにホンタイジもドルゴンも馬に乗らずに明の袁崇煥と対戦してるあたりは…そこまで予算無かったのかなぁと悲しくなりますが…。まぁ、ちゃんとドルゴンが正白旗の鎧着てたりするので、その辺は大目に見ないとダメっすかねぇ…。
と、ドラマ見てて気になったのでこのドラマに出て来る人達の記事をWikipediaとか百度の記事あたりを見ながらツラツラまとめてみようかと思います。
尚、人名はカタカナ(マンジュ語ローマ字表記 漢語表記)という順番で表記していこうかと。
と言うワケで、先週張り切って『サカサマのパテマ』を見に行きました。例によって例の如くアニメ映画。初めはノーチェックだったのですが、評判が良いらしいと言うネット評を見て気になってました。直球のジュブナイルというか、ナウシカみたいなお姫様が地下から落ちてきて、カリオストロ伯爵かレプカみたいな人にさらわれて、随分若い宮崎ルパンが救いに行くという、随分ジブリ…というか宮崎駿を意識した作りになってました。
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と言うワケで、久しぶりに読み応えがある歴史本を読んだので、メモ。ってあれ?Kindle板あるじゃん……あるじゃん…。
いや、確かに講談社だからもしかしたらとは思ったけど…あるんだ…。未来だぜ…。
作者の上田信センセは新版講談社中国の歴史で、第九巻『海と帝国 明清時代』を執筆された先生。このシリーズは、今は講談社学術文庫に入っている旧版講談社中国の歴史との差別化からかピーキーな内容の本が多かったんですが、特に海洋貿易に特化した内容のこの本は異彩を放っていましたね…。
と、気を取り直して内容をザッと紹介します。わかりにくい題名から内容のコトを察しにくい本書ですが、基本的にはモンゴル時代以降のアジアの海洋世界とその中心となった人物をメインに執筆されています。蜃気楼王国って言うのは、確実に勢力圏として存在したはずなのに、記録が残っていない海の民の王国ってニュアンスでチョイスされた単語なんだと思います。内容としては…
序章:概論…と鉄砲伝来 第一章:足利義満と朝貢貿易 第二章:鄭和と東南アジアのムスリム社会 第三章:王直と嘉靖倭寇の実態 第四章:小西行長と慶長・文禄の役 第五章:鄭成功と最後にして最強の蜃気楼王国
って感じデス。と言うワケで内容についてのメモ。基本的に文の後にカッコでくくっている部分と※のついている部分は宣和堂の個人的な感想デス。
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と言うワケで、最後にスタジオパークで開催している、あまちゃん じぇじぇじぇー!展Part3で〆ましょう。
2013年9月21日 渋谷 NHKスタジオパーク あまちゃん じぇじぇじぇー!展Part3 NikonD3000で撮影