清朝漢滿王号対照表(2015/08/02改訂)

 と言うワケで、お休み中は、前に橘玄雅的博客というブログの清宗室爵号清语考(简版)iという記事で見かけた、清朝の王号漢文マンジュ文の対応表を見直してました。下の表は、ほぼほぼリンク先の表の引き写しなんです。元々はこの表自体、《满语研究》1997年第02期という雑誌の程大鲲〈清代宗室亲王之封谥〉という論文を元に書かれてるっぽいですね…(自分は論文読んでないです)。
Read more

  1. http://blog.sina.com.cn/s/blog_4c26e27b01015ipo.html [戻る]

李自成─駅卒から紫禁城の主へ

 と言うワケで、佐藤文俊『李自成─駅卒から紫禁城の主へ(世界史リブレット人041)』山川出版 をザラッと読んだので、自分的にメモを。

 まあ、Twitterで皇太極(こうたいきょく)とか、多鐸(トド)とか、マンジュ関係のあまりにあんまりで統一性がないルビで弄ったものの、明末の流寇対策については分かりやすかったですし、怪しげな伝説が多い李自成本人に対しては堅実な記述が多かったと思います。特に明末の崇禎帝の取った施策というのが分かりやすかったので、自分用にメモ。
Read more

宣教師の見た肅親王ホーゲ

 と言うワケで、ゴールデンウィークを利用して、矢沢利彦センセの”De bello Tartarico historia“の訳本、『だったん戦争記』を確認してきました。収蔵図書館がやたら少ないと思ったらこれ、50頁程度の同人誌ですわ…。後書きにも、ワープロ・文豪mini7買ったンで三ヶ月で打ち込んでみたゾ!みたいなコトが書かれてますね。おう、同人誌や…。ただ、中身についてはやっぱり面白いコトが書いてありました。
 ”De bello Tartarico historia“はイタリア人のイエズス会宣教師である衛匡國ことマルティノ・マルティニ(Martino Martini)の著作です。主にアマワンこと皇父摂政王ドルゴン漢土征服時代のコトについてあれこれ書かれています。
 色々興味深い事と、それあんまり興味無いわっていう宣教師事情も書かれているのですが、まず、ホーゲの記事を引用してみましょう。

Read more

1 5 6 7 8 9 16