尚食 その1明朝の殉死と莊妃のモデル

戯猿図

 と言うわけで久しぶりの記事です。緊張しますね。
 テレビで久しぶりに中華ドラマを見始めまして…《尚食(邦題:尚食(しょうしょく)~美味なる恋は紫禁城で~)》ですね。《延禧攻略(邦題:瓔珞(エイラク)~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~)》の主要スタッフと主演キャストが再集結して撮られたドラマですね。
 まぁ、どっちかというとチャングムと延禧攻略の要素を合体させて、舞台を明朝にした…って感じですが。

 個人的には最近読んだ、馬伯庸(《三国機密》や《長安十二辰》の原作者!)『両京十五日 1: 凶兆』ハヤカワ・ミステリ と時代が近い上に、主役級の朱瞻基が出てくるところも被るので楽しみにしてたんですが、別側面過ぎて霊基が違う!となること請け合いです。自分は両京十五日の朱瞻基を許凱で見たいんですが多分だめですよな。 Read more

[歴史屋のたわごと2]露伴の『運命』とその彼方─ユーラシアの視点から

 と言うワケで、久しぶりに神田に行ったついでに東方書店冷やかすつもりで、何冊か本買っちゃいました…。その中でも、杉山正明『[歴史屋のたわごと2]露伴の『運命』とその彼方─ユーラシアの視点から』平凡社 がいつも通りの感情論で押し進めるやり方がむしろ清々しかったのでメモ。

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アキナとサスヘ;追記1

 と言うワケで、前回ネタにしたアキナサスヘですが、ネットを検索し続けてたら、わりと色々あったのでお蔵出しをば。

雍正上台后把「八阿哥、九阿哥」改名为「阿其那、塞斯黑」,这两个名字是什么意思?

 これは、どうやら中国版の知恵袋とか小町みたいなページですかね。マンジュ熱が凄く熱い人の回答が常軌を逸していて勉強になります。内容については多分下に挙げてる様な論文がソースと言うコトになるかと思います。独自に辞書や上奏文などから画像も貼り付けていますし、読み応え有りますね。

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